農林水産省では、2050年に向けて、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するための新たな政策方針として、2021年に「みどりの食料システム戦略」を策定し、調達、生産、加工・流通、消費の各段階の環境負荷低減の取組を推進することとしています。そのため関東農政局では、みどりの食料システム戦略の実現に向けて、将来を担う若い世代の環境に配慮した取組を促すため、農業大学校等や高校生がみどりの食料システム戦略に基づいた活動を実践する機会として、「令和5年度みどり戦略学生チャレンジ」を初めての試みとして実施し、9校が17課題に取り組みました。
令和6年2月20日に取り組みに対する表彰式がさいたま市で行われ、本校学生4名がチャレンジ賞を受賞しました。また、引き続き行われた関東農政局職員や他校の学生との交流会にも参加し、みどりの食料システム戦略に対する理解が一層深まりました。
◆令和5年度関東農政局みどり戦略学生チャレンジ(チャレンジ賞)受賞内容◆
「水稲作におけるヘアリーベッチの緑肥効果(化学肥料低減)」 青柳明里さん
「水稲における有機質肥料の効果検討」 江口隼也さん
「エディブルフラワー栽培におけるアザミウマ類対策と嗜好性調査」 井出野乃花さん
「花卉における有機質栽培の有用性と経済性比較」 下枝拓真さん