「食文化論」現地実習を善光寺宿坊で行いました。

「食文化論」現地実習を善光寺宿坊で行いました。
女将さんの話を静かに聞いてます。
「食文化論」現地実習を善光寺宿坊で行いました。
宿坊での「精進料理」、初めて食べる学生も多いです。
「食文化論」現地実習を善光寺宿坊で行いました。
今回の「精進料理」。ここに「そば」が付いています。素材の味がしっかりあり、おいしかったです。

農業経営コース1年生の「食文化論」では、日本の食文化について学ぶため、中島講師による講義と実習を行っています。実習については、今まで校内において自分たちで料理を作ることをしていましたが、今回は全国的にも有名な善光寺の宿坊において、日本の食の原点である「精進料理」の歴史と精神、仏教における食事作法等を学ぶため「常智院」へ出かけていきました。
「常智院」の女将さんからは、日本仏教の歴史に合わせ、仏教伝来と宗派の派生やそれに伴っての食事観の変遷、「精進料理」「会席料理(懐石料理)」から「現代の食卓を囲む」までのお話を聞き、暮らしの中の仏教由来の食べ物についてのミニ知識も得ることができました。
また、住職からは仏教の「精進料理」をいただく際、「略食事作法」ということで、「食前観」「食後観」についての内容説明を受けました。実際食事をいただく前には「食前観」を、食事後には「食後観」をお唱えし、おいしく料理をいただきました。
普段接する機会があまりない、「精進料理」に関するお話や食事作法、食事に触れ、新たな知識が増えたのではないかと思います。

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