5月17日(金)から始まった田植ですが、本日5月29日(水)に無事83aの作業を終えました。自ら田植え機に乗っての移植作業は、ほとんどの学生にとって初体験となりました。わずかな面積ではありますが、彼らにとって五感で農業というものを感じる貴重な機会です。 作付けしたのは「コシヒカリ」「風さやか」「モリモリモチ」「山恵錦」の4品種です。
作物コース9人の2年生は、それぞれ農大の卒論にあたる、プロジェクト研究のテーマを持っています。例えば、肥料の価格が上がっている中、米ぬかやマメ科牧草の緑肥を肥料の代わりに使った栽培や、夏の高温で米に障害が発生する高温登熟障害対策などです。各々の課題について調査研究を行いつつ、秋の農大祭での収穫物販売に向けて日々の管理作業が続きます。