5月19日、大学校内圃場において実演会が開催され、果樹専攻2年の12名が参加しました。
実演会は、本年度より長野県が取り組みを始めた「ゼロカーボン戦略」の農業分野における施策の一環で「果樹のせん定枝を炭にして土壌に還元する」ものです。果樹の枝には、光合成によって炭素(カーボン)が蓄積されているため、せん定された枝を炭化し、土壌に施用することで、大気中への二酸化炭素の放出を減らすことを目的としています。
直径約1m、ステンレス製の無煙炭化器を使用することでせん定枝から「炭」に得ることができます。
実演会に参加した学生からは「せん定枝の処理用に実家の父に勧めたい」との声が上がっていました。