平成31年1月28日(月)、当校実践経営者コース2年生が、就農予定の市町村・JA等の関係機関や、農業経営コースの1・2年生に対し、今年度行った農業経営実習(以下「模擬経営」という。)の実施結果について発表しました。
実践経営者コースの実習のメインである模擬経営は、主に学校の圃場を使い、それぞれ100万円以上の売上目標を掲げ、学生一人で生産から販売まで行い、その収益状況を検証するまさに就農後と同じような経営を実習する授業です。
山ノ内町で就農予定のSくんは、りんごのふじを中心とし、シャインマスカットの長期保存や、コンクールへの出品など、将来の販売の可能性を広げる経営を行いました。
箕輪町で就農予定のTくんは、りんごとスイートコーンの複合経営で、りんごも学校にあるあらゆる品種を栽培し、作業スピードや作業の重複した場合の対処方法、直売や系統出荷などあらゆる手法に取り組みました。
立科町で就農予定のMくんは、りんごのふじを中心に小諸の研修部にあるシナノスイートやシナノゴールドの栽培にも取り組みました。
5期生の3人は、これから就農に向けて剪定作業等の準備を始めて行きます。
まだまだ技術等が未熟ですので、今後とも関係の皆様のご指導をお願いします。